どうもこんにちわ、「初心者もアメリカ株投資でサイドFIRE」のUsatoです。
本サイトでは、米国株への長期投資を基本の投資スタイルとしながら、サイドFIREを実現するまでの軌跡と方法を残しています。
モデルナR&D Day、内容について発表がありましたね。
新たな基礎技術の発表ではなく、既存のパイプラインの進捗状況報告がメインでしたが、
不思議とそれでも株価は上がっています。
どんな開発パイプラインがあり、開発がX層治験まで進んでる、といった報告は
これまでもModernaのホームページに記載はしてありましたが、
R&D Dayで進捗を報告したことで、市場ではポジティブサプライズと捉えられたのでしょう。
以下、モデルナR&D Dayの発表内容から、ポイントになりそうと思った部分を抜粋してまとめました。
いちいち引用マークをつけていませんが、基本的にモデルナによる発表を翻訳したものです。
モデルナR&D Day 発表内容まとめ
New : 呼吸器系COVID-19ブースター+季節性インフルエンザブースターの混合ワクチンの新規開発候補品
New : RSV+hMPVワクチンの小児用混合ワクチンの新規開発候補品
高齢者を対象としたRSVワクチン候補の第1相中間データで、中和抗体価がベースラインよりも有意に上昇
New : エプスタインバーウイルス予防ワクチンを補完する新しい感染症治療用ワクチンの候補
個別化がんワクチンの第2相無作為化プラセボ対照試験の登録が完了、主要評価項目は12ヵ月後の無再発生存率
現在進行中の22件の臨床試験を含む37件のプログラムを開発中で、規模の拡大を続けている
マサチューセッツ州ケンブリッジ–(BUSINESS WIRE)–2021年9月9日–Moderna, Inc. (Nasdaq: MRNA)は本日、第5回年次R&Dデーで発表されたmRNAパイプラインプログラムのポートフォリオに大きな進展があったことを発表しました。
以下の様にモデルナ社の最高経営責任者であるステファン・バンセルは述べています。
「本日、COVID-19に対するブースターとインフルエンザに対するブースターを組み合わせた単回投与のワクチンを開発し、新規呼吸器系ワクチンプログラムの第一歩を踏み出したことを発表します。希少疾病プログラムの患者さんの登録も進んでおり、個別化がんワクチン試験の登録も完了しています。これは、情報に基づく医薬品の新時代の始まりに過ぎないと考えています。」
Usato記:個人的には発表された中でも特に注目できるのは下記でしたね。
4価の季節性インフルエンザワクチン候補(mRNA-1010)の第1相試験が完全に登録される
パーソナライズドがんワクチン(PCV)(mRNA-4157)をメルク社のペムブロリズマブ(KEYTRUDA®)と併用し、高リスクの切除されたメラノーマのアジュバント治療において、ペムブロリズマブ単独と比較した第2相無作為化プラセボ対照試験の登録が完了。
Usato記:ガンワクチンの試験の準備が進んでいるという点だけは唯一驚いた点です。これは本当に、1、2年後にはガンに対するワクチンが出来上がるかもしれません。
ということで、今後もモデルナには大いに期待です。
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