どうもこんにちわ、「アメリカ株長期投資でサイドFIRE」のUsatoです。
本サイトでは、米国株(アメリカ株)への長期投資を基本の投資スタイルとしながら、サイドFIREを実現するまでの軌跡と方法を残しています。
今日は改めて直近の米国株投資方針について考えてみます。
米国の債務破綻リスクも少しだけ報道されていましたが、あの騒ぎは毎年だったか、数年に一回か忘れましたが、毎度の定例行事になっています。
いつも騒ぎになりますが、必ず債務期限延長などの法令が通り、問題なく収束するという、吉本新喜劇的な「おやくそく」です。こちらは来年以降に同様にリスクとして騒がれるケースが出てきても、長期投資家は無視して良いでしょう。
中国恒大集団のデフォルトが米国株・世界株に悪影響を及ぼす
現状で最もリスクなのは「中国恒大集団」のデフォルトですね。
毎日中国の不動産会社が破綻しているという様な話も聞こえてきていますが、恒大が破綻するとなると、中国国内には止まらず、かなりの規模で世界経済へ悪いインパクトがあると考えています。
こちらの記事でも恒大の破綻については少し書いています。
まだバランスシートとして公開されていない様な直近の動きは数字ベースではわかりませんが、報道されている状況証拠から恒大に何が起こっているか想像すると、下記の様な状況と想定しています。
- 事実、子会社の保有株や不動産の売りに走っており、キャッシュを作ろうとしている。既に手元のキャッシュが枯渇しつつある。
- 債権者への支払い期限が通常業務として定期的に発生しているし、今後も発生する(月イチ程度のサイクルか)
- 保有株や不動産はそんなにうまく、即時換金できる様なものではないので、キャッシュの用意がいつかのタイミングで支払期限に間に合わなくなる可能性大。
- 換金できたとしても、買い手には足元を見られて、相当買い叩かれているはず。ジリ貧になっているのではないか。
この状況証拠から恒大は破綻する可能性が多いにあると考えており、この状況を踏まえた投資戦略について考えてみます。
投資戦略:中国恒大集団の公式な安全宣言が出るまではキャッシュ保有
日々、投資家の思惑で「恒大のリスク後退思惑から株は買い戻され・・・」とか、「破綻リスクの嫌気から株価は売られ・・・」の様な報道と、事実同様の株価の動きがあります。
結局、直近(1ヶ月単位)で見ても、市場全体が上げるのか、下げるのか、プロ・アマ投資家を問わずわからないものです。これはプロの投資家も一定期間の取引をすると、市場平均より少し悪くなるという事実も裏付けています。
ですので、「ルール1:絶対に損をしない」ルールに基づいて、米国株長期投資戦略としては、恒大から安全宣言が出るまではキャッシュポジションを増やし、キャッシュをキープするという方針で行きます。
サイドFIREを実現するためには、複利効果を最大限享受する必要があります。そのためには投資している資産の総額を減らさない様に運用することが重要と考えます。バフェットのルール1です。
それでは。投資は自己責任で。