どうもこんにちわ、「アメリカ株長期投資でサイドFIRE」のUsatoです。
本サイトでは、米国株(アメリカ株)への長期投資を基本の投資スタイルとしながら、サイドFIREを実現するまでの軌跡と方法を残しています。
ROEが高い企業に投資せよ
FCFが高い企業に投資せよ
という投資戦略に基づいてポートフォリオを組んでいこうとしていますが、今日はROEに着目した話です。
ROEが単純に高い企業が稼ぐ力を持っており投資対象として良いのか、というと、そういうわけでもないです。
デュポン分析でROEをさらに分解・分析する
デュポン分析という手法でROEの中身を覗いてみて、「良い高ROE」なのか、「悪い高ROE」なのか、を分析するのが重要。
デュポン分析についてはこちらを参考にしました。
参考サイト:Indeed デュポン分析
なお、最近私が株価・企業分析に使い始めたのがこちらのサイト。
スクリーニングにすごく良いサイトを見つけました。。。このサイトは本当に凄いと思います。
これまで私はYahooファイナンスや、海外のロイターなどを使って指標を見ていましたが、
こちらの「バフェット・コード」では、「見たい様に数字を見せてくれる」サイト。
痒いところに手が届く、しかも無駄な情報もなく大変見やすいUIとなっています。
2018年に立ち上がった様ですが、今まで3年間、バフェットコードを使っていなかったことを、ものすごく後悔しています・・・。
バフェット・コードでは、ROEはもちろん、デュポン分析した結果も表示してくれるため、簡単にスクリーニング・企業調査することが可能です。
無料プランでもデュポン分析可能な良心的なサイトです。
GAFAMをROEとデュポン分析で比較
試しにGAFAMをROEと、バフェット・コードのデュポン分析を用いて、比較してみたいと思います。データは少し前ですが、20年12月時点の情報です。
銘柄 | ROE | 売上高純利益率 | 総資本回転率 | 財務レバレッジ | |
[GOOG]Alphabet | 18.1 | 22.0 | 0.57 | 1.44 | |
[APPL]Apple | 81.0 | 21.0 | 0.85 | 4.96 | |
[FB]Facebook | 22.7 | 34.0 | 0.54 | 1.24 | |
[AMZN]Amazon | 22.8 | 5.5 | 1.20 | 3.44 | |
[MSFT]Microsoft | 37.4 | 31.0 | 0.47 | 2.55 |
こうやって比較してみると、同じテック企業でも特徴が出ていますね。
Alphabet, Facebook はソフトウェア企業の側面が強いのでしょう。財務レバレッジは相対的に低いですね。一方で、Apple、Amazon、Microsoftは財務レバレッジをかけていますね。負債(借金)をテコにして、事業を回しているという側面が強いということですね。
どの企業もさすがの高ROEではありますが、APpleの81%というROEは驚異的ですね。。。財務レバレッジは比較企業内では相対的に高くはなっています。
Amazonの総資本回転率は相対的に高いですね。Amazonへの出店企業と一般顧客との間の売掛・買掛・入金のタイミングがAmazonに有利なプロセスに設計されていると聞いたことはありますが、その結果なのでしょうかね。
本サイトでは「FIRE」ではなく、「サイドFIRE」を達成すべく取り組んでいます。
FIREだと目標貯蓄額が高過ぎるために達成難易度も高いですが、「サイドFIRE」であれば目標貯蓄額もFIREより少ないので達成しやすく、モチベーションを維持したまま取り組みやすいです。サイドFIREが達成できれば、人生の選択肢を増やすことができます。本記事を参考に、早期のサイドFIRE達成の一助となれば幸いです。
それでは。投資は自己責任で。