どうもこんにちわ、「米国株長期投資くらぶ。」のUsatoです。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から選定した「バフェット株」と「テンバガー株」による最強ポートフォリオを構築し、長期投資を基本の投資スタイルとしながら市場平均以上のパフォーマンスを狙っています。
本日は、先週発生したオミクロン株による世界経済への悪影響の考察と、現時点の投資戦略について書きます。現在の下落は米国株(アメリカ株)の大バーゲンセールと見ています。
米国株下落による大バーゲンセール
この1週間、世界中でオミクロン株の情報、話題が飛び交っています。日本では今の所ウィルスは広まっていない様ですが、執筆時点では他の40以上の国では既にオミクロン株にかかってしまった人々が発生しています。幸い、罹患しても症状の重症化が起きた例は今の所報告されていない様です。早くコロナは治まってほしいところではあります。
このオミクロン株による世界経済への悪影響と、テーパリングが進むと言う世間の認知によって、この1週間で米国株は10パーセント以上の暴落を見せています。特にテック系の下落は大きいですね。
ただ、これは私としては年に数回発生する大バーゲンセールだと見ています。
今回の米国株下落がバーゲンと見る理由
2020年に当初コロナウィルスが発生し騒がれたタイミングを見ると、世界経済停滞の影響予測から、2020年2月に株価は暴落しました。下記のチャートはS&P500の5年チャートです。
下落前の価格に戻ったのがおよそ同2020年の8月。つまり今の様にワクチンや対ウィルスの社会的耐性がない状態で発生した際の悪影響ですら、半年でもとの株価に戻ったのです。もちろん、これには世界中の政策銀行が手を打ったということも理由です。
今回オミクロン株が発生しましたが、今は社会的にも、ワクチン的にも、2020年の時と比べて大幅に耐性がついています。ただ、「世界経済がまた悪くなるかも」という思惑から、株が売られていると見ています。
もちろん、インフレ対策からくるテーパリングの影響を見て、株価が売られている側面もあります。
オミクロン株の影響の観点に絞って考えると、今回も株価は一時的には下がるでしょうが、半年程度で元に戻ると見ています。社会的耐性ができており、前回よりはインパクトは小さいので、もっと早く株価が戻る可能性もあるでしょう。
このオミクロン株による株価下落影響の思惑につられて売りに走る様では、一生経っても安定的に利益を出せる投資家になんてなれません。儲けることができない9割の投資家の動き方だと思っています。
私はここはむしろ買い場と見ています。年に1、2回発生する米国株の大バーゲンセールです。
過去のデータや、株価上昇・下落の根拠を考えながら、冷静に投資判断しましょう。
それでは。投資は自己責任で。
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