どうもこんばんわ、「米国株長期投資くらぶ。」の 🐇うさと(USA-to)です。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から「テンバガー株」を組み合わせたポートフォリオを構築し、長期投資スタイルで市場平均以上の投資パフォーマンスを出す事を狙っています。
毎週発行している「週刊投資戦略」では、長期間の米国株(アメリカ株)投資において、週の区切りごとに私が考えていることを「各週の投資戦略」として公開します。集めた情報に基づく「市場の状態・リスク」、それらに対する「投資の考え方」を私自身が整理してログに残す事も、本記事を書く目的の一つです。それでは、2022/4/25 週の「週刊投資戦略」です。
米国株(アメリカ株)市場のリスク・投資の方向性
先週から考えを変更した部分を赤文字にしています。
・ウクライナ危機リスクはプーティンが核攻撃などのおかしな行動をしない限りは収束すると想定します。戦況によって市場が大きく変動するリスクは少ない、または変動しても一時的と想定します。
・原油・天然ガスは各国が調達先を調整中。原油・天然ガスは各国がロシア産の輸入を停止する方針が出てきているため、価格上昇が想定されます。
・金利は3月15-16日のFOMCで市場想定どおり、0.25%(-0.5%)の利上げが発表されました。5月3−4日の次回FOMCでは0.5%の利上げが検討されると、既にパウエルが発言済みの状況で、ほぼ確実。市場のコンセンサスは、0.5%金利上昇は折込み済みであり、何回続くのか、さらに強気な利上げに対するコンセンサスを形成中と思います。
・ロシアへの経済制裁が強烈で、引き続きロシア国債のデフォルトが視野に入ります。
・3月末には、リセッションの兆候と言われる10年、2年国債の金利差が逆転する「逆イールド現象」が発生しました。市場は(直後ではないが)数年先のリセッション入りについて認識し始めました。
・為替は引き続き円安ドル高に触れています。
長期投資ポートフォリオ見直し方針
・セクターローテーションを考慮して、先回りでポートフォリオの見直しを始めました。
・「米国株:キャッシュ」 のバランスは先週までよりもキャッシュを増やしていきます。
・既にグロースの出遅れ銘柄への新規投資はやめていましたが、手持ちのグロース(キャピタルゲイン狙い)銘柄は売却を進めます。保有する銘柄は割安銘柄、配当銘柄のみとすべく、ポートフォリオを組み替えます。
米国株(アメリカ株)売買における具体的なAction
・売却分はキャッシュのまま保持することで、キャッシュ比率を高めます。購入する場合でも、配当銘柄のみを購入します。
現在の投資ポートフォリオの内訳
私が現時点でポートフォリオの内訳として理想と考えた内訳比率と、実際に現状の比率のギャップを表したものがこちらになります。理想比率は先週から今週にかけて割合を見直した場合は、先週時点との差がわかる様に表の中に記載しています。
円グラフは、内側の円が理想比率、外側の円が現状比率を表しています。です。
内訳 | 理想比率(先週時点) | 現状比率 |
---|---|---|
米国株 | 35% (50%) | 60% |
キャッシュ | 50% (30%) | 28% |
日本株 | 15% (20%) | 12% |
投資信託・ETFなど | 0% (変更なし) | 0% |
先週までに米国株を増やしていたので、今週からは米国株の売却を進めて、手元のキャッシュを増やし、Sell in May も考慮してリスクオフ状態にしていきます。
(参考) 投資ポートフォリオの内訳:前回報告時点
米国株(アメリカ株)市場の重要指標・イベント
日程 | 重要指標・イベント |
4/28 | ・コア耐久財受注 ・消費者信頼感指数 |
4/27 | ・原油在庫量 |
4/28 | ・失業保険申請件数 ・国内総生産(Q1) |
次週は失業保険申請件数、国内総生産の発表があります。市場予想より上振れ、下振れによって大きく株価が動きやすい状態になると想定されますので、要注意です。
投資は自己責任で。それでは。