米国株(アメリカ株)への長期投資について、現時点で考えていることを毎週記録に残します。
「前週までの市場の状況」から「ポートフォリオ方針」を修正し「アクションプラン」を明確にします。この結果を今週以降の投資に反映していきます。
それでは、2022/6/6週の「米国株の何を買う?売る?」です。
先週の状況
先週以前を含む世の中の状況です。先週執筆時点から状況や考えが変わった部分を赤文字にしています。
検討要素 | 状況 |
---|---|
金利 | 10年債、2年債共に、頭打ちして下落 → 再び上昇 |
ドル円為替レート | 円高傾向 → 円安傾向 |
VIX(恐怖指数) | 低下 |
S&P500 | 上昇?方向感不明 |
Nasdaq | 上昇?方向感不明 |
DOW | 上昇?方向感不明 |
原油価格 | 上昇 |
PCE物価指数(インフレ確認) | 頭打ち傾向?判断は未だ早い。 |
CPI物価指数(インフレ確認) | 頭打ち傾向?判断は未だ早い。 |
想定
各要素に対してどの様に想定を置くか、考えを明確にしておきます。
市場全体 | ベアマーケットが到来。5〜9月の方向感はよくわからないが、下落の可能性?。ここから年単位先にリセッション。 |
政策金利(利上げ) | 5月:+0.5% 6月:+0.5% 7月:+0.25% 9月:+0.5% 11月:+0.25% 12月:+0.25% 2月:+0.25% 3月:据え置き |
為替 | 円安ドル高 |
原油 | ・G7によるロシア産の天然ガス・原油を禁輸する状況から、西欧諸国で原油が逼迫して価格は上昇 ・22年3月ー23年3月ごろまでの1年間は原油価格キープか上昇 |
ロシア・ウクライナ情勢 | 市場への影響は限定的 |
ポートフォリオ方針
世の中の状況と想定から、ポートフォリオをどの様に組んで行くのか、その考えを明確にしておきます。
赤文字が先週から考えを変えた部分です。
株:キャッシュのバランス | キャッシュ多め(株購入ペースを落とす) |
ロング・ショート | 買う場合はドルコスト平均法で規模は小さくロング。 |
重点投資セクター・タイプ | ・エネルギーセクター ・ヘルスケアセクター ・配当重視銘柄 |
アクションプラン
エネルギーセクターを検討 ヘルスケアセクターを検討 バリュー、配当銘柄(ETF)を検討 |
・レバレッジのロングは下落時のドリフトを考慮して買わないか、買ってもごく少量 (ドリフト:値下がり後、ベースとする指標が同じ割合まで値上がりしても、レバレッジ商品は元の価格まで戻らない特性) |
現在の投資ポートフォリオの内訳
ポートフォリオの内訳の理想の状態について考えています。個別の投資対象銘柄を検討する前に、「投資資金」と「キャッシュ」のバランスを検討して管理することが重要だと考えています。
ポートフォリオ内訳について現時点で私が思う「理想比率」と実際のポートフォリオの「現状比率」のギャップを表したものが次の表です。
内訳 | 理想比率 (先週時点) | 現状PF比率 | 理想 (円) | 現状 PF(円) |
米国株 | 60% (-15%) | 51% | 1,210,424 | 1,033,397 |
日本株 | 15% (同様) | 14% | 302,606 | 286,950 |
キャッシュ | 25% (+15%) | 35% | 504,343 | 697,026 |
投資信託 | 0% (同様) | 0% | – | – |
グラフで見ると次の状態となっています。円グラフの「内側:理想比率」、「外側:現状比率」を表しています。
市場の方向感はわからないのですが、数ヶ月の中期で見ると下落すると想定しています。先週無理しなかったことと、エネルギー銘柄を利確したことで、手元のキャッシュが増えています。
今週買い進める場合も、セクターをしぼって買います。
現時点のセクターごとの内訳をグラフ化しました。
買う場合、再度エネルギー、または、金利上昇局面で強いセクターを意識して、ヘルスケア、バリュー・配当銘柄を買います。
先週の後半は市場は上昇しましたが、正直このまま簡単に上がっていくとは想定していません。長期で見ると米国市場全体は右肩上がりをするという前提は引き続き置いていますが、買うにしてもセクターは限定しようと考えています。エネルギー、ヘルスケア、バリュー・高配当銘柄の購入を検討します。
米国株(アメリカ株)市場の重要指標・イベント
週の予定はこのようになっています。😊
投資は自己責任で。それでは🌵