
最近、NFT(エヌエフティー)っていうキーワードをよく聞きますよね。今日はNFTについて初心者でもわかりやすく解説します。
NFTが一気に有名になったのは、NFTアートが75億円で落札されたニュースでした。
この出来事を機に超大衆メディアであるテレビでも「NFT、NFT」と一時期言っていたので、NFTという言葉自体はかなり一般人にも浸透してきていると思います。
NFTは暗号通貨と同様に「ブロックチェーン」と言うIT技術を使う仕組みなのですが、技術の細かい話を解説されてもよくわからない人も多いと思います😅

「NFTについて、いまさら人に聞けない💦、超簡単にNFTについて教えて!」なんて人もいると思いますので、NFTについて完全初心者にも超わかりやすくまとめたいと思います。
NFT(エヌエフティー)とは
・NFT(エヌエフティー)とは Non Fungible Token の頭文字をとったもの
・日本語では「非代替性トークン」という意味です
では「非代替性」という言葉を確認しましょう。

「非代替性」とは、日本語で、「替えが効かない」「唯一無二」 という意味ですね。
日本語の解説をしてもしょうがないけど、基本的なことなので説明しているよ😅
非代替性、代替性の例はこんなものがあります。
- プロ野球選手のサイン入りグローブ
- シリアルナンバー入りの999個の限定バッグ
- 人間ひとりの個人
- お金
- ユニクロのTシャツ
- 暗号通貨
- jpeg画像
代替性、非代替性の違いがわかったところで、NFTでできることを見てみましょう
NFTでできること

NFTの技術を使えば、インターネットなどのデジタルの世界で、「唯一無二」であることを保証できるよ。
これまでは例えばjpeg形式でモナリザの絵の画像を持っていても、デジタルなので簡単にコピーして、他人に渡すことができました。デジタルデータはいくらでも劣化することなくコピーできるので、jpegの画像はコピーされて配ることができました。世の中に出回れば出回るほど限りなくその価値は0円に近づきます。だって簡単にコピーできるんだもの。
そこで、NFTの技術を使えば、デジタルの世界でそのデータ(jpeg画像や、ゲーム上のアイテム)が唯一無二であるこをと保証できます。

つまり、インターネットの世界で、シリアルナンバー入りの999個のバッグ を作れると言うこと。この999個のバッグはデジタルデータですが、コピーできません。
わかりやすく「コピーできない」と表現しましたが、実際にはNFTはそのデータ(シリアルナンバー入りのバッグ)の「所有者を保証」します。
NFTが注目される理由

2021年3月11日に、beepleという名のデジタルアーティストの作品が、75億円で落札されました。この作品はNFTとしてオークションにかけられたため、話題になりました。
この出来事でNFTが注目されましたね。NFTが注目される理由は他にもこんなものがあります。
・NFTはマーケットで誰でも簡単に取引できる
・希少性を保証できる
・つまり、需要と供給が綱引きをすることから、投資対象となる

私たちの好きな「投資」という言葉が出てきましたね😊
この結果、初期のNFTアートと言うこともあり、75億円で落札されたと言う出来事がおきたのでしょう。

個人的には、NFTアートが超高額で落札されている理由は、みんながアホになるバブル末期状態だからだと思うよ。1980年台後半の日本のバブル絶頂期も、リアルの絵画の価格がものすごく高騰したらしいよ😅
NFTとETH(イーサリアム)の関係

NFTは暗号通貨のETH(イーサリアム)と深いつながりがあります。
暗号通貨(旧、仮想通貨)のイーサリアム(ETH)とNFTには深いつながりがあります。
イーサリアムは暗号通貨の中でも「スマートコントラクト」という機能を持つ、特徴的な暗号通貨です。
スマートコントラクトとは、ある取引において、
「特定の条件が満たされた場合に、決められた処理が自動的に実行される」
という自動取引機能です。

NFTが「唯一無二」を保証するときに、このイーサリアムの「スマートコントラクト」という機能を使っています。だから、NFTはETHと深いつながりがあるんですね。
今日はここまでです🌵また続き書きます。