どうもこんばんわ、「米国株長期投資くらぶ。」の うさと(USA-to)です。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から選定した「バフェット株」と「テンバガー株」による最強ポートフォリオを構築し、長期投資を基本の投資スタイルとしながら市場平均以上のパフォーマンスを狙っています。
今日はロシアのプーチン氏がウクライナ周辺に15万の軍隊を配備し、ウクライナ侵攻を目論んでいるリスクについて考えたことを書きます。ウクライナ侵攻リスクは後退していないと思ってます。
ロシアは一部軍隊を撤収したというがフェイクでしょう
「プーチンが一部軍隊を撤収した」と発表したという理由から、「ウクライナ侵攻危機が後退」したとみなされて、株式市場はUSも日本も反発したとか…。
ロシアがウクライナから一部撤退すると発表し、緊張感の緩和という受け止めでリスクオン(選好)の流れになった。
ありえないですね…。そもそも今回撤収を発表したのは「ロシアの国防省」ですよ。
今から戦争仕掛けようとしているロシアが、「撤収させました」なんて正直に言う訳ないって、みんなわからないのですかね。如何に騙し討ちして、負傷者を減らして、有利に戦闘を進めるかを考えるのは当然の事だと思うのですが。
まず撤収させたのは、15万の兵を配備する前から行っていた「演習」組ですよね。演習が終わったのだから、演習のつもりで役務についていた兵士を帰還させている、それだけだと思います。帰還させないと残業ですよ。
この演習組をロシアに帰したので「一部撤収させた」とロシアはうまいこと言っただけだと思います。
その「ロシア国防省の発表」に市場が反応して「危機が後退した」「株買うぜひゃっほー」って、マジでアホなのかと思いますね。
原油・天然ガス系の銘柄を買うならまだ解りますが。
輸血の輸送がニュースに。輸血の準備は本気の証拠では。
2週間前の 2022.1.30に「ロシアが輸血を前戦に輸送した」という事がニュースになっていました。
(CNN) ロシアが兵力を展開するウクライナ国境に、輸血用の血液を運搬した可能性が指摘されている。
ロイター通信が最初に伝え、米国防当局の高官2人が29日、CNNに語った。戦闘に備えた動きの一環とみられ、米国はロシアがウクライを侵攻できる態勢にあるとの懸念をさらに強めている。
私はこのニュースを見て色々と考えさせられましたね。
- 自軍の兵士が負傷した時のために、戦争では事前に輸血を前戦に輸送して配備しておくのか
- 「輸血を輸送する」という準備作業が、リアルな戦争の準備なんですね
- 輸血を輸送するという行為まで衛星や諜報活動からわかるものなんだな
- 輸血の輸送に着目して情報収集することで、攻撃までのタイミングが予測できるのか
- 輸血って保存が効かないって言うけど、使用期限てどのくらいだろうか
で、輸血の保存可能期限を調べてみました。
血小板とか、赤血球などのタイプによって、保存可能期限は異なる様です。
大量出血などに備えた「全血」は保存期間が下記との事。
- 保存温度 2~6℃
- 有効期間 採血後21日間
大量出血などすべての成分が不足する状態で、赤血球と血漿の同時補給を要する場合に使用されます。
記事を書いていて戦争のリアルさを感じて恐ろしくなってきました…。
保存期間は約3週間ですよ。冒頭のニュースによると輸血を準備輸送したのが2022.1.30ですから、そこから3週間と言うと、最初に輸送した血液の保存期限は2022.2.20、つまり今週の日曜日です。
交渉材料として部隊を配備してウクライナにプレッシャーをかけている訳ですが、仮に交渉が上手くいき、ロシアが全部隊を撤収させても、移動させた輸血は廃棄しなければならない訳です。もう輸血をロシアに持ち帰って再利用する期限は過ぎてますよね…。
万が一、衝突が起きて輸血を使う事態になることを想定するとなると、3週間の使用期限ギリギリで使うとは思えないです。数日前に使用する可能性があるとすると…。
Xデーは…明日、2.17(木)か 2.18(金) でしょうか…。
I wish for peace.