EA Dashboard設定・利用手順

本ページでは、EAのトレード実績を簡単に、ビジュアルに表示するダッシュボードの使い方を説明します。利用希望者は公式LINEかXアカウントまでご連絡ください。

事前準備 wininet.dll、EAファイルのダウンロード

まず稼動に必要な次の2つのファイルをダウンロードします。

・wininet.dll
・TradeHistoryOutput_vXX.ex4 (XXはバージョン番号に読み替えてください)

wininet.dll

売買履歴のアップロードに使う処理をサポートする外部プログラム「wininet.dll」ファイルを、本サイトの簡易ダウンロードリンク、または本来公開サイトからダウンロードします。

簡易ダウンロードリンク:wininetファイルダウンロード



本来公開サイト:
wininet.dllは本来は下記のサイトで提供されているファイルです。元サイトからオリジナルを入手したい方は下記を参照してください。先ほどの簡易ダウンロードリンクで入手したファイルがお使いのVPSの実行環境に適合しない場合なども、下記サイトから環境に合ったものをダウンロードしてご利用下さい。

Versions : wininet.dll : File Archive
View the all versions/variants available for download. wininet.dll archived repository.

なお、私がVPS上のMT4で使用しているものは、32bit版の次のバージョンのものです
バージョン : 11.00.22621.2506

下記に、リンク先サイトでのファイル検索、ダウンロード手順を記載しておきます。

TradeHistoryOutput_vXX.ex4

チャートにセットする実績集計用EAファイル「TradeHistoryOutput」をダウンロードして下さい。本サイトの下記リンクからダウンロード可能です。

TradeHistoryOutput_v06 ex4ファイルダウンロード

事前準備として2つのファイルのダウンロードが完了したら、次の手順に進みます。

MT4の設定

MT4で次の手順を行います。

wininet.dllの配置

事前準備でダウンロードしたwininet.dllを、MT4インストールフォルダ下の「MQL4」-「Include」フォルダに配置します。



チャートへのTradeHistoryOutput.ex4のセット

次に、TradeHistoryOutput.ex4をチャートにセットします。売買用のEAファイルをチャートにセットする手順と基本的には同じ手順ですが、初心者の方が迷いそうな特殊な点としては、1つのMT4上に2つのex4ファイルをセットすることです。

チャートにセットするex4ファイルの1つ目は通常の売買用ex4ファイルです。2つ目はダウンロードしたTradeHistoryOutput.ex4ファイルです。順を追って説明します。

下記画像は作業前の「通常の売買用のEAが稼動」している状態です。この状態から作業を始めます。
チャート最大化表示ではなく、下図の様にチャートウインドウの枠が表示される状態にしてください。




次に、ドラッグ&ドロップで2つ目のチャートを開きます。通貨ペアは1つ目と同じものです。
通貨ペアをドラックして、チャートが何もないグレーの部分にドロップすると、2つ目のチャートが開きます。




2つ目のチャートが開いた直後は、何もEAはセットされていないチャートとなっているはずです。下記の画面の例ではXAUUSDを2つ開いた状態となっています。
次に、事前準備でダウンロードした「TradeHistoryOutput_v06.ex4」を先ほど開いた2つ目のチャートにセットします。通常のEAセットと同じ手順です。時間足は何でも構いません。下図の様にドラッグ&ドロップでチャートに「TradeHistoryOutput_v06.ex4」をセットします。




ドラッグ&ドロップすると、通常の売買用EAと同様に、設定画面が表示されます。


EA設定:全般タブ

EAの設定プロパティで設定を行っていきます。
・「自動売買を許可する」 にチェック
・「DLLの使用を許可する」 にチェック ※この設定を忘れない様に注意してください

EA設定:パラメータの入力 タブ

・UserIdOfTradeHistory | 運営事務局(わたくしUsatoto)から利用者に連絡する「キー」情報を設定します。利用者ごとに発行しています。
・EaCodeName | EA名称を入力します(DashBoard上で表示させるEA名となります。)
別のMT4環境で同じEAを複数稼動していることもあると思います(例えばリアル口座とデモ口座)。同じEAの売買結果を2つともダッシュボードで表示したい場合は、EA001、EA002の様に別の名前をつければ、そのまま表示することが可能です
・RunExportTime | 売買履歴をEAからcsvファイルに出力し、クラウドにアップロードするタイミングを24時間単位の「時間」で設定します。お使いのブローカーのタイムゾーンに合わせて設定します。ブローカーがキプロスの場合はデフォルト設定の「21」でOKです。

EA設定:仕様 タブ

こちらは念の為の手順です。Wininet.dll が見えることを確認してください。

OKをクリックし、設定が正しく完了していれば、右上にTradeHistoryが表示され、笑顔マークが表示されます。




エキスパートタブには、アップロード用ファイルの作成履歴がログ表示されます。エラーが表示されている場合は、ログのスクリーンショットとあわせてUsatotoまでご連絡ください。

ダッシュボードの表示と利用

本ダッシュボード利用希望の際は、公式LineかXアカウントまでご連絡ください。ここで説明している「ダッシュボード表示用リンク」は、公式LineかXアカウントからご連絡致します。

利用手順ですが、日本時間の昼12時過ぎにダッシュボードのリンクを開くと、前日までの最新売買履歴が表示されます。

日本時間午前中に、MT4環境でアップロード用のデータの準備処理を行うサイクルが基本となります。そのためには、MT4のEA設定「RunExportTime」は、日本時間の早朝3時ごろにcsvファイルを出力する様に設定しておくと良いです。
(例:キプロスの21時=日本3時夏時間 → RunExportTimeに21を設定する)

正常に売買履歴がアップロードされていれば、翌日昼12時にはダッシュボードリンクでは次の画面が表示されます。なお、月初や初めてEAをセットした月曜日はデータが存在せずグラフ表示されないのでご注意ください。



参考:売買履歴データの出力先

MT4インストールフォルダ下の「MQL4」-「Files」フォルダに、アップロード用のcsvファイルが毎日出力されます。ファイルのサイズは小さいですが、定期的に削除することを推奨します。こちらは手動での削除をお願いします。

以上がEA Dashboardの利用手順となります。不明点があれば、お気軽に公式LineかXアカウントまでお問い合わせください。

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