どうもこんばんわ、「米国株長期投資くらぶ。」の うさと(USA-to)です。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から、市場動向に合わせて選定した銘柄に加えて、「テンバガー株」を組み合わせたポートフォリオを構築し、長期投資を投資スタイルとしながら市場平均以上のパフォーマンスを狙っています。
ついにロシアがウクライナに侵攻しましたね。現地から状況がニュースやインターネットで聞こえてきていますが、本日の日本時間の昼過ぎに侵攻を開始して、記事執筆の現時点で、ロシアvsウクライナの勝負に既にカタはついている様に感じています。過去の有事の事例から、今回の市場の動きを考えてみました。
既に空軍基地を含む軍事施設を無力化
ウクライナ政府はロシアの行動を「全面的な侵攻」だとし、全土に戒厳令を発令。対ロシア制裁の厳格化を含む国際的な支援を訴えた。一方、インタファクス通信によると、ロシアはウクライナの空軍基地を含む軍事施設を無力化したと主張している。この軍事侵攻で市場は大混乱に陥り、ロシア・ルーブルと同国の株式は急落。原油と金は上昇した。供給が懸念される欧州のガスも、価格が急騰した。
ウクライナ周辺を役20万の軍で取り囲んで入念に準備をしていたプーチン。侵攻を開始して、半日程度で、防御・攻撃の要となる空軍必須の空港を全て制圧したとの事。
こうなるとウクライナはもうロシアの侵攻を防ぎようがないです。
一方的なロシア有利な局面が打開される可能性があるとしたらNATOが立ち上がる事ですが、NATOの意向も現時点では下記の方針の様です。
NATO軍のウクライナ展開は計画していない-事務総長: 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は東部の加盟国の軍備を増強すると述べつつ、ウクライナへのNATO軍展開は計画していないと言明した。
現時点の方針なので、今後どうなるかわかりませんが、米国が世界の警察をやっていた時代であれば既に欧州にすっ飛んで行ってロシアへの攻撃を始めていたでしょうね。現在の米国は世論から世界の警察として振る舞う事はできないでしょうが…。
まぁ米国・NATOが今回のウクライナ危機に参戦する事になると、「NATO vs ロシア・中国」 での第三次世界大戦になってしまいますので、今回のロシアの侵攻に対してNATOはそっと見守る事が正解だと思います。
話が脱線しましたが、言いたかった事は、ロシアは超短期決戦で決着をつけようとしている、と言う事です。派兵の期間が短い方が、最終的には戦争に必要となる費用も抑える事ができると思います。ロシアも財政的には良くないので、大量の軍隊を集結させて、一気にウクライナに侵攻し、短期間で決着をつけたのだと思います。
ウクライナ危機による市場の下落は短期的か
これらの事から、ウクライナ危機による市場の下落は短期的なものになるだろうと考えました。ですので、今日のプレマーケット、本マーケット共に一時的には下落するでしょうが、市場全体としてはすぐに株価は反発するのではないかと考えています。
ちなみに湾岸戦争など過去の有事の際は、戦争勃発から1ー2ヶ月の間で優劣が決まり、この時点で株価は底を打ち上昇に向かった様です。仮に今回のウクライナ危機が数日でロシア圧勝が明確になると仮定すると、1週間と言う短い期間で株価は反発するのではないか、と考えています。
やはり問題はその後の金利上昇への対象ですね。
投資は自己責任で。それでは。