どうもこんばんわ、「米国株長期投資くらぶ。」の 🐇うさと(USA-to)です。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から「テンバガー株」を組み合わせたポートフォリオを構築し、長期投資スタイルで市場平均以上の投資パフォーマンスを狙っています。
毎週発行している「週刊投資戦略」では、長期間の米国株(アメリカ株)投資において、週の区切りごとに私が考えていることを「各週の投資戦略」として公開します。集めた情報に基づく「市場の状態・リスク」、それらに対する「投資の考え方」を私自身が整理してログに残す事も、本記事を書く目的の一つです。それでは、2022/5/2 週の「週刊投資戦略」です。
米国株(アメリカ株)市場のリスク・投資の方向性
先週から考えを変更した部分を赤文字にしています。
・ウクライナ危機リスクはプーティンが核攻撃などのおかしな行動をしない限りは収束すると想定します。戦況によって市場が大きく変動するリスクは少ない、または変動しても一時的と想定します。
・原油・天然ガスは各国が調達先を調整中。原油・天然ガスは各国がロシア産の輸入を停止する方針が出てきているため、価格上昇を想定します。
・金利は3月15-16日のFOMCで市場想定どおり、0.25%(-0.5%)の利上げが発表されました。5月3−4日の次回FOMCでは0.5%の利上げが検討されると、既にパウエルが発言済みの状況で、ほぼ確実。市場のコンセンサスは、0.5%金利上昇は折込み済みであり、何回続くのか、さらに強気な利上げが行われるのではないか、軟着陸は困難ではないか、という市場認識も出ていると想定されます。
・ロシアへの経済制裁が強烈で、引き続きロシア国債のデフォルトが視野に入ります。
・3月末には、リセッションの兆候と言われる10年、2年国債の金利差が逆転する「逆イールド現象」が発生しました。市場は(直後ではないが)1-2年先のリセッション入りについて認識し始めました。
・為替は引き続き円安ドル高に振れています。
長期投資ポートフォリオ見直し方針
先週から考えを変更した部分を赤文字にしています。
・セクターローテーションを考慮して、先回りでポートフォリオの見直しを始めました。
・手持ちのグロース株は先週までに全て売却済みです。「米国株:キャッシュ」 のバランスは、市場の状況をみながら、4、5ヶ月間(9月ごろまで)をかけて米国株への追加投資を進めます。
米国株(アメリカ株)売買における具体的なAction
先週から考えを変更した部分を赤文字にしています。
・下落する状況を確認しながら、勝負用の予算も含めて段階的に米国株へ全力投資を行います。
・投資対象は割安銘柄、配当銘柄、金利上昇下で成長が想定できるETFを予定しています。石油セクターも物色します。
現在の投資ポートフォリオの内訳
私が現時点でポートフォリオの内訳として理想と考えた比率と現状の比率のギャップを表したものがこちらになります。
理想比率は先週から今週にかけて割合を見直した場合は、先週時点との差がわかる様に表の中に記載しています。
内訳 | 理想比率(先週時点) | 現状比率 | 理想 (円) | 現状 (円) |
米国株 | 35% (同様) | 34% | 708,245 | 681,179 |
キャッシュ | 50% (同様) | 52% | 1,011,779 | 1,042,828 |
日本株 | 15% (同様) | 15% | 303,534 | 299,550 |
投資信託 | 0% (同様) | 0% | – |
グラフでも見てみます。円グラフは、内側の円が理想比率、外側の円が現状比率を表しています。
先週の売買によるキャッシュバランスの見直しで、理想と考える比率にしっかりと寄せることができました。正直、こんなにピッタリと理想のポートフォリオ内訳に実績を寄せることができたのは初めてです(笑)
(参考) 投資ポートフォリオの内訳:前回報告時点
米国株(アメリカ株)市場の重要指標・イベント
日程 | 重要指標・イベント |
5/4 | ・原油在庫量 |
5/5 | ・FOMC,政策金利発表 |
次週はなんと言っても投資家の一大イベント「FOMC,政策金利発表」があります。かなりタカ派の金利(+0.5%は当然かな)が市場コンセンサスですので、これを超えてくるか、金利が超えないにしても、金利以外の引き締め施策が発表されるか、これによって市場が動きます。
まぁ、市場が上に動いても、下に動いても、私はおそらく米国株投資としては何もしない「ノーアクション」だと思います。めちゃくちゃ(6−8%レベル)市場が下げたら、追加投資の1発目を投入するかもしれませんが、今週一週間では、急にそこまで下がることはないだろう、、と思ってます。
投資は自己責任で。それでは。