配当チャンピオン銘柄【MCY】マーキュリー・ゼネラル (Mercury General Corporation) について
- 高配当銘柄マーキュリー・ゼネラルの基本情報
- 配当利回り(年)
- 年間配当額(ドル)
- 現在株価
- 高配当目当てでマーキュリー・ゼネラルに投資すべきか?
- 業績は良いの?
- 連続増配できている?
- 現在の株価は割安?今買うべき?
- 今後も安定的に配当を出せる?将来性は?
投資初心者の方にもわかりやすいように、わかりやすくまとめています😊
配当チャンピオンは初心者の方でも安心して買える銘柄の1つだと思います🤗
銘柄の配当利回りなどのデータは、毎日最新の情報に更新しています🔄
注:例外的に更新できない日もあるので、その場合は許して下さいね。
マーキュリー・ゼネラルってどんな会社?
マーキュリー・ゼネラル・コーポレーションは、子会社とともに米国において個人向け自動車保険の販売事業を営んでいます。同社はまた、住宅所有者、商業用自動車、商業用不動産、機械保 険、アンブレラ保険などの商品も扱っています。
- 自動車保険は衝突、物的損害、対人賠償、包括、人身傷害保険、無保険車、その他、住宅所有者保険は住宅、賠償、動産、火災、その他、様々な危険の補償を扱っています。
- 同社は,アリゾナ,カリフォルニア,フロリダ,ジョージア,イリノイ,ネバダ,ニュージャージー,ニューヨーク,オクラホマ,テキサス,バージニアの独立代理店と保険代理店のネットワークを通じて,またインターネット販売ポータルを通じて直接,保険商品を販売しています。
マーキュリー・ジェネラル・コーポレーションは1961年に設立され、本社はカリフォルニア州ロサンゼルスにあります。
マーキュリー・ゼネラルの基本・配当情報
チャンピオン銘柄マーキュリー・ゼネラルの基本情報、気になる配当情報をまとめて見てみましょう。
ティッカー | mcy |
セクター | Financials |
EPS(今後の予測値) | 2.9 |
PER(今後の予測値) | 18.92 |
年間配当額($) | 1.27 |
年間配当利回り(%) | 2.31 |
連続増配(年) | 0 |
配当性向(%) | 43.79 |
配当利回りは5%超え。連続増配年数も34年と、安定の配当実力の持ち主です。
ただし、EPSが今期マイナスは気になるところです。
注:連続増配は集計組織によって定義が異なります。
現在株価
マーキュリー・ゼネラルに投資すべき?
マーキュリー・ゼネラルは業績が良い?
EPSの予想と実績の関係をみると、2021年からEPSが前年よりも下がっています。また2022年はマイナスが見込まれています。今期を乗り切れば、再度EPSは元のレベルに戻ることが見込まれてはいます。
マーキュリー・ゼネラルの現在の株価は割安? 今買うべき?
PERは簡単に言うと「その株の人気度」です。PERの数値が高いと「割高」、低いと「割安」です。セクターによってPERの数値は大きく異なるので、PERから割高・割安を判断する時は、同じセクター内で比較する事が重要です。またはその銘柄の過去のPERの推移を見ます。
PERをセクター中央値と比較してみます。
PER(今後の予測値) | 18.92 |
セクター中央値 | 9.79 |
セクター中央値よりも数値が高いと、そのセクター中では「割高」な状態です。
逆にセクター中央値よりも数値が小さいと、「割安」な状態です。
割安な場合は「今が買い」の判断材料となります。
今期は業績が悪く、PERはまともに算出できていません。代わりにPERと同様に割高・安を確認する指標としてPSRで同業他社と比較してみました。PSRであればマーキュリー・ゼネラルの0.65に対して、セクター中央値は2.85でした(執筆時点)。セクター内では株価は非常に割安な状態と言えます。
マーキュリー・ゼネラルは今後も安定的に配当を出せる? 将来性は?
今後も安定的に配当を出せるでしょうか?これは配当性向(Dividend Payout Ratio)から見ていきます。
配当性向は、企業が配当金として株主に支払う純利益の割合です。企業が「事業によって得た利益」をどのくらい「株主に還元」しているかを表す指標です。適正な目安は30%程度と言われているため、それ以上であれば高配当、安定配当であると見なせる1つの指標となります。
配当性向の計算方法:
配当性向 = 1株あたり配当金 ➗ 1株あたり利益(EPS) ✖️ 100
配当性向(%) | 43.79 |
EPSが悪いので配当性向は正しく表示できない状態になってますね…。
配当チャンピオン銘柄 マーキュリー・ゼネラル
- 配当利回りは見かけ上は5%を超える
- EPSは悪化している。2022年をどのように乗り切るか。連続配当ができるか見極めが必要。
- 言い方を変えると現在株価は非常に割安とも言えるが、やはりリスクあり。
2022の現在の業績をみると、配当チャンピオンとは言っても安心感をもって投資できる対象とは言えなくなっています😓 チャンピオンの称号を引き続き維持できるか、今期は重要な年度ですね。
投資は自己責任で。それでは🌵
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Reference:Seeking Alpha