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【売却済】テンバガー候補[SNOW]スノーフレーク:Snowflake Inc クラウドデータウェアハウスプラットフォーマー

テンバガー候補まとめ(10倍株)

どうもこんにちわ、「米国株長期投資くらぶ」のUsatoです。

本記事では「テンバガー候補銘柄まとめ」シリーズとして、将来テンバガー化するのではないかと思い私が調査した銘柄の将来性をまとめて紹介していきます。
私が実際に保有している銘柄ですので、時間が経つにつれて企業業績が変化していく経緯もまとめます。ある意味自分自身用のまとめです。
本記事のテンバガー候補調査対象の銘柄は[SNOW]スノーフレーク:Snowflake Incです。


2022年から始まるテーパリング、金利上昇の多大な影響をTech系銘柄は受けると見ています。Usatoはスノーフレークを保有していましたが、売却済みですのでご注意下さい。

バフェット氏は2022年4月時点でスノーフレークを保有している様ですが、スノーフレークが強みとするデータウェアハウスの技術はテック巨人のGoogle,、Amazon、Microsoftも当然の様に順次クラウドの機能の1つとして開発・リリースしています。私自身は、スノーフレークを保有するくらいであれば、Google,、Amazon、Microsoftいずれかのテック巨人を保有したいと考えています。

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スノーフレーク:Snowflakeの事業概要

スノーフレークはクラウドデータベースプラットフォームをサービス展開するテック企業です。昨今はクラウド全盛期ですが、クラウド以前のオンプレミス(サーバー)型のデータベース企業といえばオラクル社でした。そのオラクル社のエンジニアThierry Cruanes、Benoit Dagevilleが設立したのがこのスノーフレークです。

データ公開・参照プラットフォームサービスを行っており、人や企業が集まってくる仕組みとなっています。データと利用者が集まれば集まるほど付加価値が高まるビジネスモデルであると言えるでしょう。
スノーフレークはデータベースの中でも、データウェアハウスと呼ばれる、データを蓄積・分析することを目的としたタイプのデータベースと、それに合わせた管理ツール、分析ツールなど一式を提供しています。
以前も他社のデータウェアハウス製品は存在したのですが、オンプレミスであり、エンジニアが使いこなすには熟練が必要な製品しかありませんでした。そこにスノーフレークがクラウドベースで、比較的簡単に扱えるデータウェアハウスサービスをワンパッケージのサービスとして提供することで、成長につなげています。

また、スノーフレークを契約し使用している事業会社が、スノーフレーククラウド上のデータを他の企業に公開してビジネスを行うことを許容しており、事業会社にとってみれば、新しいビジネスを展開するプラットフォームとして活用しやすいものとなっています。

昔ながらのオンプレミス型データベースで第一線をキープしてきたのは、こちらも米国企業のオラクルのオラクルデータベースと、マイクロソフトのSQL Serverといったところでしょうか。
スノーフレークのサービスは、これらのデータベースを単純にクラウド化したものではなく、付加価値を付けて展開しており、この点がスノーフレークが今後の成長も期待できる強みとなっています。

スノーフレーク:Snowflakeの現在株価・チャート

スノーフレークは2020年9月16日にIPOにて上場しました。初値は245ドル。バフェット氏のバークシャーハサウェイがIPO時に注目したこともあり、IPO設定価格の2倍で初値がつきました。

執筆時点の株価は392ドルです。IPO時点からは約3倍となっています。最新株価は下記チャートの様になっています。

スノーフレーク:Snowflakeの収益・純利益

売上(収益/総収入)は約5.9億ドル。営業利益(当期純利益)はマイナスです。この様な先進的な新興企業ではよくある成長パターンです。当分の間はビジネス拡張のための投資を優先し、売上を拡大しながらも、結果的に営業利益はマイナスの状態となります。売上を年々拡大しているので良い状態と判断します。


スノーフレーク:Snowflakeの目標株価・配当利回り

配当なし

スノーフレークは現在配当を行なっていません。成長過程の新興企業では配当を行わない事が良くあります。

スノーフレーク:SnowflakeのROE・FCF

ROE– 算出できず
FCF営業CF-45
投資CF-4036
財務CF4775
現金純増減693
2021.1.31決算

単位:M Doller
TTM : 12ヶ月単位

スノーフレーク:Snowflakeの営業利益推移(企業成長力) Operating Income

TTM2021.12020.12019.1
-775–544-358

単位:M Doller
TTM : 12ヶ月単位

スノーフレーク:Snowflakeのアナリスト予想・実績

2021.3Q:Miss

Beat : 決算実績がアナリスト予想を上回った
Miss : 決算実績がアナリスト予想を下回った

スノーフレーク:Snowflakeの事業の濠:ブランド力

ブランドランキング外

スノーフレークのブランド力はまだこれからですが、IT業界界隈では注目のSaaSベンダーとなっています。先進的な事業会社は導入を始めている様ですね。RakutenRewardもIPO時点で利用していた様です。

スノーフレーク:Snowflakeの事業の濠:プラットフォーム

概要で書いたとおり、スノーフレークのデータウェハウスクラウドビジネスを立ち上げたのが、データベースの老舗オラクルの技術者。スノーフレークの技術力は相当高く、参入障壁は高いです。

また、IT業界ではデータのプラットフォームを一度決めると、プラットフォームそのものを変更する作業はリスクが高く、技術的にもかなり難しいチャレンジとなります。
一度スノーフレークのプラットフォームを導入すると、継続的に使われることになるでしょう。スノーフレークにとっては、事業そのものが磐石なビジネス基盤であるといえます。

スノーフレーク:Snowflakeのデータ活用による将来性

これまでに書いてきたとおり、スノーフレークはデータベース、データウェアハウス企業そのものですので、データ活用の強みはトップクラス。現在のIT業界トップである可能性もあります。

データを抑えておけば、分析などの様々なビジネス展開が可能で、無限の可能性があると言えます。

スノーフレーク:Snowflakeの将来性



世の中数多くの事業会社のデータベースは自社に多く保有しており、データウェアハウスによる分析はまだこれから広がっていく市場です。

2021年8月3日にREPORT OCEANが発表した新しいレポートによると、データウェアハウス市場は2028年までに511.8億ドルに達すると予測される

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002387.000067400.html

今後のスノーフレークのビジネス拡大余地は相当大きいと考えています。

スノーフレークのデータベースサービスは、「データベースクラウドレイヤー」に位置付けられ、他のクラウドサービスと接続することができます。複数のクラウドを組み合わせて使用できるマルチクラウド戦略をサポートします。
一般的には一旦Azureなどのクラウドサービスと契約すると、そのクラウドベンダーにロックイン(ベンダーロックインと言います)されてしまい、簡単には他のクラウドサービスに切り替えることができなくなる、というのが昨今クラウドサービスを活用する企業の悩みの種です。ベンダーロックインされると、価格交渉などに不利となり、事業会社はサービス提供者側の言い値で支払う必要が出てきます。

これに対して、データベースクラウドレイヤーにスノーフレークを導入しておけば、スノーフレークは複数のアプリケーション実行クラウドと接続できる仕様のため、例えばMicrosoftのAzure+スノーフレーク から、AmazonのAWS+スノーフレークへの切り替えも比較的簡単に可能となり、AzureとAWSの競合によるコスト削減なども狙っていけます。この点は事業会社がスノーフレークを採用を決定する大きな優位点となります。

スノーフレークはクラウド全盛期のデータに着目した独自のポジションを築いていると言えるでしょう。

今「インターネットのデータ保管庫がGoogle」となっていますが、将来は「ビジネスデータの保管庫はスノーフレークである」という時代が来るかもしれません。

私は継続的に追加投資していく方針です。

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参考:
https://blog.publiccomps.com/snowflake-s1-ipo-teardown/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002387.000067400.html
https://jp.investing.com/equities/marqeta-ratios
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/MQ
https://diamond.jp/articles/-/273274

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