配当チャンピオン銘柄【ORI】オールド・リパブリック・インターナショナル(Old Republic Intl Corp)について
- 高配当銘柄オールド・リパブリック・インターナショナルの基本情報
- 配当利回り(年)
- 年間配当額(ドル)
- 現在株価
- 高配当を目当てにオールド・リパブリック・インターナショナルに投資すべきか?
- 業績は良いの?
- 連続増配できている?
- 現在の株価は割安?今買うべき?
- 今後も安定的に配当を出せる?将来性は?

投資初心者の方にもわかりやすいように、わかりやすくまとめています😊
配当チャンピオンは初心者の方でも安心して買える銘柄の1つだと思います🤗
銘柄の配当利回りなどのデータは、毎日最新の情報に更新しています🔄
注:例外的に更新できない日もあるので、その場合は許して下さいね。
オールド・リパブリック・インターナショナルってどんな会社?
オールド・リパブリック・インターナショナル・コーポレーションは、子会社を通じて、主に米国およびカナダで保険引受および関連サービス事業を行っています。同社は3つのセグメントを通じて事業を行っています。損害保険、権原保険、リパブリック・ファイナンシャル・インデマニティー・グループ・ランオフ・ビジネスの3つの分野で事業を展開しています。
- 損害保険事業では、自動車延長保証、航空保険、商業用自動車保険、商業用マルチペリル保険、商業用財物保険、一般責任保険、住宅保証、内陸海上保険、旅行事故保険、労災保険、およびエラーズ・アンド・オミッション、フィデリティ、資産保全保証、保証などの特殊補償のための金融補償商品などを提供しています。当部門は、運輸、建設、医療、教育、小売・卸売、林産、エネルギー、一般製造、金融サービス業などの企業や政府機関 に保険商品を提供しています。
- 権原保険部門は、不動産購入者および投資家に対し、公文書検索に基づき、貸付人向けおよび所有者向けの権原保険を提供しています。また、エスクロー・クロージングや建設資金の払い戻しサービス、不動産情報商品、全米デフォルト管理サービス、その他不動産譲渡やローン取引に関連する様々なサービスも提供しています。
- リパブリック・ファイナンシャル・インデミュニティ・グループ ランオフ・ビジネス部門は、住宅ローンの貸し手や投資家を、主に住宅購入者向けの住宅ローンに関する債務不履行による損失から保護する民間住宅ローン保険を提供しています。
同社は1923年に設立され、イリノイ州シカゴに本拠地を置いています。
オールド・リパブリック・インターナショナルの基本・配当情報
チャンピオン銘柄オールド・リパブリック・インターナショナルの基本情報、気になる配当情報をまとめて見てみましょう。
ティッカー | ori |
セクター | Financials |
EPS(今後の予測値) | 2.77 |
PER(今後の予測値) | 10.9 |
年間配当額($) | 1.06 |
年間配当利回り(%) | 3.51 |
連続増配(年) | 32 |
配当性向(%) | 38.27 |

配当利回りは3%代の後半と、安定的に配当を出してくれるオールド・リパブリック・インターナショナルです。連続増配年数は1989年から30年以上!年単位の増配を連続で達成していて、投資する際にも安心できる銘柄です。
注:連続増配は集計組織によって定義が異なります。
現在株価
オールド・リパブリック・インターナショナルに投資すべき?
オールド・リパブリック・インターナショナルは業績が良い?
これまでの業績、今後の業績は良いでしょうか?投資判断のポイントを解説していきます。
「業績の良さ」とはもっと噛み砕いて言うと、「継続的に稼ぐ力があるかどうか」です。決算発表時の「EPSの実績」が「予想(自社の事前発表値含む)」を超えているかどうかを見ます。


EPSの予想と実績の関係をみると、EPSの実績が予想を超えているか同等レベルを維持できていますね。今後多少の業績悪化の見通しを出していますが、配当を連続増配することも当然業績には織り込んでいると思いますので、今後も実績が予想EPSを超えて来れば問題ないでしょう。
オールド・リパブリック・インターナショナルの現在の株価は割安? 今買うべき?
現在の株価が「割安かどうか」、「お買い得かどうか」を確認しましょう。
PERは簡単に言うと「その株の人気度」です。PERの数値が高いと「割高」、低いと「割安」です。セクターによってPERの数値は大きく異なるので、PERから割高・割安を判断する時は、同じセクター内で比較する事が重要です。またはその銘柄の過去のPERの推移を見ます。
PERを過去の推移と確認してみます。
PER(今後の予測値) | 10.9 |
PERの過去の推移:https://ycharts.com/companies/ORI/pe_ratio
自社の過去のPER推移と比較して、
- 相対的に数値が高い場合は、今は「割高」であり、価格が釣り上がっている状態です。
- 逆に数値が低い場合は、今は「割安」であり、お買い得な状態です。
- つまり、PERが低く割安な場合は「今が買い」の判断材料となります。

オールド・リパブリック・インターナショナルの過去のPER推移と現在のPERを比較すると、2022年に入ってからは少しPERが上がっています。ただ、執筆時点(2022年8月)、同業セクターのPERと相対比較すると割安ですので、まだお買い得な状態と言えます。
オールド・リパブリック・インターナショナルは今後も安定的に配当を出せる? 将来性は?
今後も安定的に配当を出せるでしょうか?これは配当性向(Dividend Payout Ratio)から見ていきます。
配当性向は、企業が配当金として株主に支払う純利益の割合です。企業が「事業によって得た利益」をどのくらい「株主に還元」しているかを表す指標です。適正な目安は30%程度と言われているため、それ以上であれば高配当、安定配当であると見なせる1つの指標となります。
配当性向の計算方法:配当性向 = 1株あたり配当金 ➗ 1株あたり利益(EPS) ✖️ 100
配当性向(%) | 38.27 |

配当性向は十分高く、良い数値と言えます。配当で株主に対して利益還元することを、会社の命題としているのでしょうね。よほど業績が悪化しない限りは、連続増配を期待できます。
配当チャンピオン銘柄 オールド・リパブリック・インターナショナル
- 配当利回りは3%後半。
- EPSの予想・実績は安定的。ただし2023年からしばらくは業績は並行を想定している。
- PERの過去推移と比較すると、徐々にPERは上昇しているが、同業セクター内で比較するとまだ割安な状態。
- 即買いとまでは言わないが、配当銘柄の種類や配当タイミングなどのバリエーションを増やす目的でポートフォリオ追加を前向きに検討したい銘柄。

自分で記事を書いていて、やっぱり2022年のベアマーケットは割安高配当銘柄を買い漁るのに絶好のチャンスに感じます😊
投資は自己責任で。それでは🌵
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Reference : Seeking Alpha