どうもこんにちわ、「米国株長期投資くらぶ。」の 🐇うさと(USA-to)です。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から「テンバガー株」を組み合わせたポートフォリオを構築し、長期投資スタイルで市場平均以上の投資パフォーマンスを狙っています。
先日の記事では「本当の長期投資って何?」という事を書きました。本記事では、本当の長期投資を実現するために私が「投資で重視している事」、「投資のマイルール」について、具体的に説明します。
「長期投資」におけるマイルール
前回の説明で「長期投資」と「ナンピン塩漬け」は違うということについて説明しました。前回記事の後半では「長期投資とは何か?」についても説明しましたが、少し抽象度が高い説明しかできていませんでした。今日の記事ではもう少し具体的に、投資活動に活かせるレベルまで具体的にわかりやすく説明します。
自分自身の投資の活動を客観的にコントロールするために、マイルールを事前に考えて自分自身を縛っておいた方が良いです。損失が膨らんだり、含み益が多く乗ったときにはどうしても感情的になってしまって、正しい判断ができなくなってしまいます。
これを防止するために、事前に自ら定義しておく縛りがマイルールです。
参考までに以下に、私が「長期投資をする上で大事にしていること・マイルール」を書きました。全部太字にして赤ラインを引きたいくらい、私にとって全てが大事な内容です。
損小利大
- 基本は 15%以上利益で利確(さらなる上昇機会があれば20%狙う)
- 最大でも8%マイナスで損切り(もっと早く損切りすることもある)
キャッシュバランスを常に重視
- 投資対象のETFや個別銘柄選定以前に、まずは市場全体の「良い/悪い」状態を見て、
「手元にキャッシュで残す額」
と
「投資に投入する額(株だけでなくETF等含む)」
の比率を考える
ポートフォリオメンテナンス(綺麗なお花畑の維持)
- ポートフォリオに組み入れる銘柄は、セクターローテーションや市場から出てきたリスク情報を考慮して、その時その時で「自分の思う適切な銘柄」に入れ替えていく。
- 利益が出たら利確(収穫)。利確した資金で、今後伸びが期待できる別銘柄を購入する(種まき)。
- 期待に沿わなかった悪い銘柄は損切り(間引き)。損切りした資金で、今後伸びが期待できる別銘柄を購入する(種まき)。
- このプロセスをグルグル回すことで、ポートフォリオ(お花畑)を綺麗で大きな状態に成長させて維持する。
- グルグル回す中でも、前の項目で説明した「キャッシュバランス」の比率を重視して、計画した以上に余計な資金を投資に投入しない様にする。
投資対象の選定はファンダメンタルズ、テクニカルの両方の手法を使用
- 銘柄選定にはファンダメンタルズ、テクニカルの両方の手法で投資対象とタイミングを決めていく。
- それぞれの手法を考慮する比率はイメージでざっくり伝えると、
ファンダメンタルズ [9割] : テクニカル [1割]
テクニカルは面白いし、再現性がある部分も確かに存在するけど、残念ながら私の投資の時間軸では意味がなく使えない(と私が思う)ものがほとんど。
主なマイルールを書いたので、これだけの情報で再現はできないと思いますが、多少なりともイメージが伝われば、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに本記事で取り上げたのは私の主要なルールであって、マイルールの全てではないです。また、基本的にはこのルールに則ってトレードしますが、理由をつけて破ることもあります。ただし、マイルールを作ったばかりの状態であれば、自分で定めたマイルールは絶対に破らないという気持ちで投資した方が良いと思います。
この様にマイルールに従って投資活動を行うことで、感情に流されることを防いで、前回の記事で書いた長期投資の「複利によって継続的に利益を得る」や「損失の最小化」を実現しやすくなると私は考えています。
また、今日書いた内容は、少しずつ掘り下げて詳細編を今後執筆していこうと思ってます。
マイルールは年に一度は見直しを検討すべし
感情に流されずに投資をするためには、マイルールを定めた方が良いのですが、マイルールが正しいとは限らないです。というか、一度定めてそのままでは絶対にダメで、マイルールをアップデートしていかなければなりません。
ただし、銘柄売買のたびにマイルールをすぐに見直してしまうとルールの意味がありません。
ですので、目安としては半年から1年に1回程度の頻度で、それまでの全ての売買を振り返って(トレード日誌があればベスト)、「マイルールに見直すべきところがないか改善点を考えてみる」と良いと思います。考えた結果、内容を見直さずにそのままのルール継続でももちろんOKです。
投資は自己責任で。それでは。