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中国恒大集団のデフォルト(破綻)問題、子会社が訴えられた!11月最新状況2

日々動向

どうもこんにちわ、「米国株長期投資くらぶ。」のUsatoです。
本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から選定した「バフェット株」と「テンバガー株」による最強ポートフォリオを構築し、長期投資を基本の投資スタイルとしながら市場平均以上のパフォーマンスを狙っています。

本記事では、中国恒大集団の最新報道から、現在の状況を考察し、米国株への投資戦略を再確認します。最新状況では、ついに恒大の関連会社が未払いで訴えられてしまいました。ロイター(S&P)も中国恒大集団の破綻リスクについて引き続き言及しています。

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工事費払えと提訴!中国恒大子会社に43億円請求

「工事費払え」と提訴 中国恒大子会社に43億円請求―内装会社 from JiJi.com

【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団が工事費などを滞納しているとして、内装工事会社の上海全築控股集団股※(※ニンベンに分)は17日、恒大の中核子会社である恒大地産集団と関連会社を相手取り、総額2億3800万元(約43億円)の支払いを求めて提訴したと発表した。恒大は資金繰りが逼迫(ひっぱく)しており、同様の訴訟が相次ぐ可能性もある。

ついに中国恒大集団のグループ会社が訴えられてしまいました。

恒大本社は当局と連携してなんとか凌いでいるとは思いますが、前回記事で書いたとおり、ガバナンスの効かない子会社から本社の意図しないところで問題が表に出て破裂し始めていますね。。。

前回記事はこちら。

ロイター(S&P)も最新状況として恒大の破綻可能性を報じた

ロイターの最新記事でS&Pの見解が報じられています。

中国恒大、デフォルトの可能性依然高い=S&P from ロイター

格付け会社S&Pグローバル・レーティングは18日、中国の不動産開発大手、中国恒大集団がデフォルト(債務不履行)する可能性が依然高いと指摘した。来年3月と4月に総額35億ドルのドル建て債が償還を迎えるため。
S&Pグローバルはリポートで「(恒大は)新築住宅を販売する能力を失っている。主要事業モデルが事実上破綻したことになるため、債務を完全に返済する可能性は低い」との見方を示した。

35億ドルの債務ですよ。。。日本円にして約4000億円。

しかも現状は、新たに資金を得るフローは完全に止まってますね。

会社の資産を切り売りするしか凌ぐ術がなさそうですが、この様な時は完全に売却交渉でも負けますよ。足元見られて、通常の価格よりも低い値段で買い叩かれるでしょう。

日本の会社でもそうですが、こうなると優秀な人材ほど先に会社を辞めて抜けていく状態に陥っていると想像できます。完全にジリ貧状態でしょうね。

ただ、仮に破綻するとして来年の3月、4月ですか・・・。現在キャッシュポジションを増やして、新規投資をストップしている状態ですが、白黒はっきりするまで長いですね・・・。

待ちきれず、そろそろ少しずつ新規銘柄を購入してしまいそうですよ・・・。いや、我慢我慢。

恒大破綻リスクを踏まえた投資戦略

決して破綻して欲しいわけではないんですよ。仮に恒大が破綻したら、今の私のポートフォリオを構成する銘柄の含み益は間違いなく減るでしょうから。


私は恒大が破綻するのか、しないのか、はっきりして欲しいと思っているのです。追加投資ができませんからね。
少々の会社の破綻リスクであればTakeするのですが、今回の恒大のケースは仕掛けられている爆弾の規模がデカイですから。

こちらの記事で書きましたが、恒大が破綻した場合の影響規模はリーマンショックの半分級である可能性があります。

経済危機(予定含)金額換算規模感
リーマンショック6000億ドル
中国恒大集団3000億ドル!?

リーマンショックの時は、リーマンが破綻した(実際にはその前に別の会社の破綻がトリガーを引いていますが)結果、世界中に張り巡らされていた「サブプライムローン」に連鎖爆発した為、世界中に影響が及んでしまいました。


連鎖する債権・債務の導火線ネットワークが世界中にどの程度張り巡らされているか」によって悪影響の大きさは違ってくるのですが、震源+連鎖の規模でいうとリーマンブラザーズの半分の量の火薬が仕込まれている様ですので、このリスクはちょっとTakeできないですね・・・。

バフェット氏の逸話で、「投資においてはバッターボックスで、良い球がくるまでバットを振る必要はなく、見逃せば良い。3球見逃してもアウトにはならない」 というものがあります。
今はスイングする時ではない、と言い聞かせて我慢の時ですね。。。

投資戦略としては、引き続きキャッシュポジションキープです。

ここは我慢して、引き続き、テンバガー候補銘柄の調査に取り組みます。。。

それでは、投資は自己責任で。

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