2022年 1〜4月 利回り +5% 維持!

■1日1回クリック頂けると喜びます


逆イールド現象が発生しても焦る必要なし:投資の勉強

投資の勉強
スポンサーリンク

どうもこんにちわ、「米国株長期投資くらぶ。」の うさと(USA-to)です。

本サイトでは、数ある米国株(アメリカ株)から、「テンバガー株」を組み合わせたポートフォリオを構築し、長期投資をスタイルとしながら市場平均以上のパフォーマンスを狙っています。

米国市場では長短国債の金利差が近づいており「逆イールド現象」が発生するのではないかと言われています。本記事では逆イールド現象について解説します。また、仮に逆イールド現象が発生した際に、投資家はいつ、何を気をつけなければいけないのか、この点についても解説します。

逆イールド現象とは

逆イールド現象とは、

10年国債」利回りが一時的に「2年国債」利回りを下回る状態の事

です。

国債には「何年もの」と種類があるのですが、長期・短期の金利差が逆転することを「逆イールド現象」と呼びます。

逆イールド現象は景気後退入りのサイン

逆イールド現象が発生すると、景気後退入り(リセッション)のサイン

と言われています。

一般的に景気後退のサインと言われているのは「10年国債と2年国債の金利差の逆転現象」のことです。ちなみに、5年国債と、2年国債の金利差が逆転することも同じく逆イールド現象と呼びます。

逆イールド現象発生から景気後退入りまでの期間は?

下記のレポートでは、イールド現象発生から景気後退入りまでの期間は平均で2年以上と報告されています。

「逆イールド」発生から景気後退までは平均2年2カ月、三井住友DSアセットマネジメントが分析
 米国では10年国債利回りが2年国債利回りを下回る「逆イールド」が発生、景気後退懸念が強まっている。三井住友DSアセットマネジメントは、この状況を分析したレポートを発表した。

過去1990年以降の米国市場の景気後退と、逆イールド現象の関係性・タイミングを表したのがこちらのグラフです。

https://moneyzine.jp/article/detail/216343

10年国債と2年国債の金利差に限定すると、レポートでは次の様に記載されています。

最初に10年国債利回りと2年国債利回りの逆イールドが発生したのは1988年12月で、その1年7カ月後に景気後退局面を迎えた。次に逆イールドが発生したのは1998年5月で、その2年10カ月後に景気後退入りとなっている。その次に逆イールドが発生したのは2005年12月景気後退はその2年後だった。つまり、逆イールド発生から景気後退まで、平均すると約2年2カ月を要していることになる。

先ほどのレポートによると、「逆イールド現象が発生」してから、「実際の景気後退を迎えるまで」平均で2年2ヶ月も期間を必要とした様です。最短期間で景気後退が発生したのは、1988年12月に逆イールドが発生した「1年7ヶ月後」です。景気後退まで年単位での長い期間が経過していますね。

レポートでは「景気後退」まで約2年かかるということは分かりましたが、我々投資家が気にするのは、「株価が下がるタイミングまでどの程度の期間を要するのか」、という事です。残念ながら先ほどのレポートでは「景気後退」と呼んでいる物の定義が明確にされていません。面白いレポートではありますが、投資家にとっては中途半端な内容ですね。

「逆イールド現象」と「S&P500」の相関・推移

そこで、先ほどの「逆イールド現象金利推移」と「過去30年のS&P500価格の推移」のグラフ縦に並べて検証してみたいと思います。

S&P500の過去30年の推移はこちらの情報を使いました。

https://info.monex.co.jp/news/pdf/2020/20200427_02/sbi201911.pdf

下記のグラフが2つの情報を縦に連結させて、補足情報を書き加えた物です。

  • 上部がS&P500の推移グラフ(弱小TOPIXのグラフも記載されていますが無視!)
  • 下部が先ほどの逆イールド現象を確認するための「米国10年国債金利 マイナス 同2年国債金利」のグラフです。
  • 元データの値がないので、大体ではありますが、年数を縦に合わせています。
  • 緑の縦線が「米国10年国債金利 マイナス 同2年国債金利」がマイナスになった時点です。

①〜③まで順番に見ていきましょう。


①逆イールド(1988年12月)が発生した後に、先ほどのレポートでは「景気後退入り」(赤の縦短形エリア)と考察されていますが、S&P500の指標は全く動じていません。ただ、グラフのスケールは近年に合わせてあるため、株価の下落がスケール上見えなくなっているだけの可能性はあります。まぁ、米国市場の長期右肩上がりを考慮すると、逆イールドに怯える必要はなかった、という事にして、①は置いておきます。

②瞬間的に逆イールドが発生(1998年5月)した後で、ITバブル崩壊(2000年10月)を迎え、その後、再び目に見える形でかなりの期間逆イールドが起きています(2000年頃の緑の線)。1998年の逆イールド発生をその後の景気後退の判断材料として使えた可能性はあります。ただし、実際にITバブルが崩壊して株価が下落「し始めるまで」に、2年以上の期間を要していますね。先ほどのレポートの通り。

③逆イールドが発生(2005年12月)した後に、リーマンショック(2008年9月)を迎えています。その少し前から株価は下がっている様です。実際リーマンショックの株価下落は2007年に起きたと記憶しています。ただしこれも、逆イールドが発生した後に2年近くが経過して、株価の下落が起きていると言えます。

①はグラフスケール上、株価の下落が見えなくなっているので不明確ではありますが、②③を見るとやはり逆イールド現象が起きて2年前後で「米国市場全体の下落」が発生している様ですね。投資家としても逆イールドは気にした方が良い現象だとは思います。

一方で、株価が実際に下落するまでは2年という時間を要しています。この間の株価上昇の恩恵を捨てるのは勿体無いと考えます。逆イールドが発生したからと言って、すぐに手仕舞ってキャッシュポジションを増やす必要はないと私考えています。

投資は自己責任で。それでは。

■ こちらの記事もどうぞ ■
・くらぶ。ダッシュボード
・今はレバレッジ投資の時ではない:投資戦略
・毎年11月-1月はデッド・キャット・バウンスを狙う:じっちゃまからの学び

タイトルとURLをコピーしました