ハイテクを中心としたグロース株は2022は下落するリスクあり。この前提で2022年を迎えるにあたり、2022年の投資戦略についてより深く勉強、検討中です。
2022年の投資戦略は、軸足をグロースからバリュー投資に移すべく、バリュー投資について改めて勉強しました。
こちらのじっちゃま(広瀬隆雄氏)の動画にてバリュー投資について語られています。「じっちゃまから学んだことまとめ」として、本記事に重要と思った点をピックアップしてまとめます。
じっちゃま動画:バリュー投資について
バリュー投資について、参考にしたのはこちらのじっちゃま動画です。
バリュー投資に関する解説は動画開始からすぐ始まり、[18:35]までで説明されています。
バリュー投資について今回のじっちゃまが丁寧にロジカルにコンパクトに解説された事をまとめておきます。
バリュー投資とは
バリュー投資の定義
バリュー投資とは、ある銘柄がその内在価値(真の価値)に対して割安に取引されている瞬間を見計らって投資する手法
バリュー投資の特徴
じっちゃま曰く、
「バリュー投資は難しい。」
バリュー投資は(取引の)タイミングが重要。
(下げの局面で買うことになるが、)売りが完了していないタイミングで買ったら、さらにずるずる下がってしまう。買い目にシビアになって。
バリュー投資のメリット
- 比較的安定した投資成果を得ることができる
- 人気に流されない。バブル相場のど天井を掴む様なリスクは少ない
- 安全の「のりしろ」という発想がある。相場環境が悪い時に投資家を守ってくれる。
バリュー投資のデメリット
- 財務諸表をしっかり読める力がないと成功しない
- 今がたまたま割安なのか、万年割安放置のダメ企業なのか、見分けることが難しい。プロでも難しい。
- 短期間で自分の判断が正しかったか間違っていたか結果が出にくい。長期に渡って観察しないと投資成果がわからない。銘柄を抱え続ける胆力が重要
20代の若造にはバリュー投資は相当難しい。タイミングが重要だが、割安ということは「相場の地合いが悪い時」に買いに行く必要があるということ。
すでに会社経営したことがある、営業部長、財務部長などの経験豊富な人でないと、バリュー投資はきつい。若者がやる投資ではない。(この難しさを)正直に言ってくれる人は少ない。
ワイドモート企業の特徴
バリュー投資においては、対象企業のワイドモート(濠)を知っておく必要がある。
防御力がある企業に投資しなければいけない。
- 事業規模がばかでかい
- 市場占有率が圧倒的に高い
- 構造的に競争優位(勝てる理由)を持っている
- (他社が)太刀打ちできない無形資産を持っている。
例:「ブランド」「ネットワーク効果」「ユーザーにとって乗り換えコストが非常に高い」という点。
以上、投資は自己責任で。それでは。
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