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「勝負の時」に備えて予算を確保すべし:投資戦略

woman wearing pink tank top holding wood stick during sunrise投資戦略

どうもこんにちわ、「初心者もアメリカ株投資でサイドFIRE」のUsatoです。

本サイトでは、米国株への長期投資を基本の投資スタイルとしながら、サイドFIREを実現するまでの軌跡と方法を残しています。

今日は米国市場はレイバーデーでお休みですね。長期投資ではそんなにマーケットと睨めっこすることはありませんが、マーケットがしまっていると、安心と残念な気持ちが同居するUsatoです。

本記事では、投資戦略の一環として「勝負の時」用の予算を確保する、という内容を説明します。年に数回の市場全体の株価下落や、明らかに上昇が見込まれる銘柄を発掘した時などに備えて、常に余裕資金を確保しておくべき、という戦略です。

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「勝負の時」とは

まず、ここで言う「勝負の時」とは何かを話します。

その前に年に数回ある下落を振り返ってみましょう。

例えば、

・コロナショックなどの突発要因による下落

・雇用統計が大幅に悪く、下げ基調ができて下落

・戦争や内戦といった有事が原因による下落

など、「(結果的に)一時的な下落」が年に数回は発生します。毎年を振り返ってもらうと「ああそうだな」と思うでしょう。この「一時的な下落」は年に1〜2回はほぼ必ず訪れます。

これは、長期投資がポリシーの皆さんからすると「バーゲンセール」です。

手元の評価額は一時的に下がりますが、バーゲンセールですのでこの状況は喜ぶべきものです。

この1年に1〜2回訪れるバーゲンセールが「勝負の時」、、ではありません。勝負の時は、年に1〜2回も訪れません。もっと稀です。

勝負の時とは「自分の信じる銘柄が、ほぼ確実に上昇すると思える時」です。

ほぼ確実に上昇する、というのは、2、3日という短期的な期間ではありません。

1ヶ月〜1年といった期間で上昇すると思える時です。

そんな時が、「勝負の時」です。

私にとっては今は「勝負の時」です。何をきっかけにそう判断したかと言うと、[MRNA]モデルナのS&P500採用です。

私は約1年半前から、モデルナが35ドル/1株 の時に初めて購入しました。ここから継続的に追加購入をしています。人生で初めて購入した銘柄でテンバガーを達成しました。

追加購入を継続的に行なっているので、今の平均取得単価は200ドルを超えていますが、現状の株価は400ドルを超えており、今でも大幅に含み益を持っています。

約1年半前にモデルナのビジネス内容から長期の成長が望めると判断し、35ドルの時にモデルナを保有して、継続保有する過程で、私のモデルナに対する長期投資における信頼は確固たるものになりました。

そんな中で、S&P500採用のニュースです。これをきっかけに、さらにしばらくの間は、「確実に上昇基調を継続する」と判断しました。

そこが私にとっての「勝負の時」です。このタイミングで、手元の余裕資金である「勝負用の予算」をフル投入しました。(実際の購入のタイミングはあくまで段階的に、数回に分けて徐々に購入しています。)

これが私にとっての「勝負の時」です。

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「勝負用の予算」を普段から用意しておくべし

私はこの様な状況のために、「勝負用の予算」を現金で置いていました。余剰資金の全てを株や投資信託にあてるのではなく、「勝負の時」に追加購入できる様に、余裕資金をあえて手元に残しておくのです。これが「勝負用の予算」です。

具体的には、私の場合は、当時のこづかい的個人資産総額の約40%を余裕資金として置いておきました。

例えば、100万円ほど自由になる個人資産があった場合は、

 60万円は株式や投資信託を購入

 40万円は現金で手元に置いておく(あ、現生ではなく、置いておくのはあくまで銀行口座ですよ。)

といった感じです。

毎月の原資から「勝負の時」用の予算を貯めておくべし

この「勝負の時」用の予算も普段から貯めておく必要があります。

例えば、毎月投資や貯蓄にあてることができる予算が3万円ある場合は、

2万円は株式等の購入に使う

1万円は口座に残し「勝負用の予算」とする

といった感じです。普段から、毎月のやりくりの中で「勝負用の予算」をとっておき、

投資総額:勝負用の予算 = 60% : 40% となる様に調整するのです。

こうすることで、自分の信じる銘柄が出てきた、「ここぞ」と言う時にこの予算を使い勝負をしましょう。

私の場合、勝負用の予算を貯め始めてから4年経過して、初めて「勝負の時」と判断し、初めて「勝負用の予算」を使いました。

私にとっては、勝負の時というのはそうそう来ないものですが、勝負するタイミングは投資スタイルの差であり、個人差があるものでしょう。

年に1〜2回のバーゲンセールで、勝負用の予算の一部を使うことも悪くはないと思います。

それでは。

今回書いた「勝負用の予算」確保の考え方を学んだのはこちらの本です。

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