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米国株スクリーニング2つのコツ(その1:ROE):投資の勉強

投資の勉強:一億総株主時代!

どうもこんにちわ、「初心者もアメリカ株投資でサイドFIRE」のUsatoです。

本サイトでは、米国株への長期投資を基本の投資スタイルとしながら、サイドFIREを実現するまでの軌跡と方法を残しています。

今日は米国株スクリーニング(購入対象株の調査と選択)の方法について書こうと思います。

といっても、SEO目的で「米国株」「スクリーニング」と書いているだけで、実際には日本株のスクリーニングにも使えるものだということは、最初に注釈を入れておこうと思います。

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参考書籍

まず最初に私が米国株投資の「理論」において参考にしている書籍を紹介しておきます。こちらの本で学んだことを、自己メモを兼ねてコンパクトにまとめたいと思います。

こちらの本は金額も安いですし、ぱっと見は個人出版的な書籍かと思い、ある意味思い切りで買ったのですが、

内容はとんでもなく濃いものでした。

優良な米国株を選択する判断基準を知る

数多くある米国株から優良株を選択するといっても、調査多くの指標がありなかなか難しいですよね。

そもそも、調査にに時間をかけすぎてしまうと、仕事外の空き時間でスクリーニングを行うアマチュアの私たちからすると自由な時間を捨てることになりますので、効率的に調査したいものです。

そこで、本サイトでは効率的に米国株をスクリーニングする選択基準についてまとめます。

ヤフーファイナンスなどのサイトで購入対象とする株式の会社の決算情報を調査するのですが、その調査で重視すべき指標は下記の2つです。

・ROE(株主資本利益率)


・FCF(フリーキャッシュフロー)

企業の指標で重視すべきは「ROE」

まずはROEについて説明します。

ROEとは「自己資本に対する利益率」で、その会社が事業で儲ける効率を表します。
我々アマチュア投資家はROEが高い会社に投資すべきです。
つまり、儲かる会社をスクリーニングする条件に使える指標です。

例:ある企業がとある年に儲けを出したら、その儲けの一部を翌年の事業に使うことになる。翌年使える事業費用はROEで表示される%率の効率で増やすことを意味する。継続的な儲けの効率を表す。

稼いでいるの中でも効率的に稼いでいる会社の株を買う
ということです。

ROEとROAの違い

ROEに似た指標にROA(Return on Assets)があります。ROE、ROAのどちらも「一定基準に対してどれだけ利益を生み出したか」という指標ですが、母数が違います。

ROEは自己資本に対する利益の割合です。「総資産からどれだけの利益を生み出したのか」を示す経営指標です。

ROAは総資産に対する利益の割合です。総資産は自己資本を包含しますので、総資産の方が母数は大きいです。

どちらも「どれだけの利益を生み出したか」を説明する指標ですので、ROEが記載されていなければ、ROAから判断しても良いです。

ROE/ROAの判断基準は何パーセントか

日米企業の2020年の平均でROEを見ると、

日本企業 ROE : 5%
米国企業 ROE : 11%

です。過去年で比較しても、日本の約2倍ほど、米国の方が平均ROEは高いです。
バフェット氏はROE 15%以上の会社を対象に投資していたそうです。

この条件をROEに指定して米国株銘柄をスクリーニングすると良いです。

ROEを条件にスクリーニングする際の注意点

ただし、以前は米国企業の平均ROEも15%以上を条件に指定せよ、という話もあったのですが、平均ROEは年によって変わります。スクリーニング条件で指定するROEは年ごとに見直しが必要だ、と言うことも覚えておくと良いです。

また、ROEは自己資本に対する利益率ですので、自社株買いなどによりROEの比率を変えられてしまうというデメリットもあります。意図的にROEをよく見せる会社もあります。
この事から、ROEだけでなくROAもスクリーニング条件の1つとした方が良いです。

また、ROAは業種によって平均にばらつきがあるので、他業種と比較するには使えません。

ROAは業種により違うのですが、私はスクリーニングの条件としてはひとまず8%以上を目安にします。

続いて、「フリーキャッシュフロー」についての説明はこちらの記事で紹介しています。


また、冒頭紹介したこちら本では、執筆時点のものではありますが、高効率で稼いでいる会社の実例も紹介されておりおすすめです。
それでは。

 

 

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・米国株スクリーニング2つのコツ(その2):初心者向け知識
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